【LINE広告クリエイティブ運用】サイズ・改善事例・成果を出すコツ!

LINE広告 クリエイティブ

LINE広告のクリエイティブサイズ・フォーマットなどの基本的な情報から、運用ノウハウ・成果が悪い時の改善方法の応用まで徹底的に解説いたします。LINE広告のクリエイティブを制する者はLINE広告を制すと言っても過言ではないくらい大事な要素です。ぜひ本記事でマスターしてください。

本記事によって、こんなことを学び、実際にできるようになります!

・LINE広告のクリエイティブのフォーマットがわかる
・LINE広告のクリエイティブのフォーマットごとの配信面がわかる
・LINE広告でどんなクリエイティブを用意したらいいかわかる
・LINE広告のクリエイティブで成果を出すためのノウハウが学べる
・LINE広告のクリエイティブで成果が悪い時の改善方法がわかる

目次

LINE広告のクリエイティブサイズとフォーマット

LINE広告

LINE広告のクリエイティブは、静止画バナーと動画バナーがございます。それぞれさまざまなサイズフォーマットで入稿することができますが、初心者の方にもわかりやすく3つずつのサイズをご用意いただけば対応できますので、簡単にまとめを解説いたします。

静止画バナーサイズ

静止画バナーでは、3つの画像サイズを用意していただければ網羅することができますその3つとは、「1,200×628px」「1,080×1,080px」「600×400px」です。見やすいように表にまとめましたので、以下をご確認ください。

静止画Card
(1,200×628px)
Square
(1,080×1,080px)
Small Image
(600×400px)
カルーセル
(1,080×1,080px)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

動画バナーサイズ

動画動画バナーでは、3つの動画サイズを用意していただければ網羅することができます。その3つとは、「16:9」「1:1」「9:16」です。こちらも見やすいように表にまとめましたので、以下をご確認ください。

次にそれぞれのフォーマットと配信先に関するサイズについて、解説いたします。こちらも表にしましたので、それぞれご確認ください。

動画Card
(16:9)
Square
(1:1)
Vertical
(9:16)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

Card(カード)

まず初めに、Card(カード)についてです。Cardは、静止画バナー・動画バナーともに対応しており、squareと同様に最も多くの配信面に対応しております。まずLINE広告では優先的に制作すべきクリエイティブとなっております。配信先を以下の表にまとめましたので、ご確認ください。

フォーマットCard(静止画)
(1,200×628px)
Card(動画)
(16:9)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

Square(スクエア)

次に、Square(スクエア)について解説いたします。基本的な配信先などはすべてCardと同じです。クリエイティブの大きさだけが異なると認識してください。しかしながら、Cardと比較すると大きな違い・特徴がございます。それは「LINE広告では、Cardよりも画面に対する専有面積が大きく、ユーザー目線でより多くの情報を提供できるのでCTRが上がりやすい傾向」がございます。Square(スクエア)は特にオススメなので、ぜひご活用ください。

フォーマットSquare(静止画)
(1,080×1,080px)
Card(動画)
(16:9)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

カルーセル

カルーセルとは「画像を複数枚設定することで1枚のバナーと比較するとより多くの情報をユーザーに与えること」ができます。スライド形式になっており、画像だけでストーリー性を作ったり、画像バナー1枚より購買意欲を高めることかもございます。

しかしながら、画像バナーと比較して配信することができない配信面も多数ございますので、画像バナーと併用していただくことをオススメします。配信面については以下をご確認ください。

フォーマットカルーセル
(1,080×1,080px)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

Vertical(バーティカル)

Vertical(バーティカル)とは「LINE広告で動画専用のフォーマット」です。タイムラインにしか配信することができないという点を予めご了承ください。

運用上に1点注意点がございます。タイムライン上で表示されているときは2:3の比率で表示されていますが、ユーザーが実際にタップをして拡大されると9:16の比率になります。したがって、動画の上下にテキストを入れずにクリエイティブの制作をしてください。もし、テキストを入れたい場合は動画の中央に寄せるように行ってください。制作後に気付くとやり直しとなってしまうので、制作前に必ずご確認ください。

フォーマットVertical(動画)
(9:16)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

Small Image(スモールイメージ)

最後に、Small Image(スモールイメージ)について解説いたします。このSmall Image(スモールイメージ)ですが、クリエイティブのサイズが「600×400px」と他の広告とフォーマットが違うので、注意が必要です。

フォーマットSmall Image
(600×400px)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

実はこのSmall Image(スモールイメージ)は「LINE広告の中で最も表示回数が多いフォーマット」です。なぜなら、ユーザーがLINEで一番利用しているLINEのトークリストに配信されるからです。しかしながら、筆者の経験上、このSmall Image(スモールイメージ)のフォーマットでクリエイティブが登録されていないことが多々あります。設定はマストなので、見直し&登録忘れに気を付けてください。

クリエイティブサイズも小さく、LINEのトークリストの上部に表示されるので、クリエイティブの工夫が必要です。原色やGIFを活用した目立つデザインを活用することを強くおすすめいたします。

LINE広告のクリエイティブ運用の3つのコツ

ポイント

LINE広告のクリエイティブには、コツがございます。さまざまありますが、3つに絞って解説いたしますのでぜひ実践に取り入れてください。

LINE広告のクリエイティブ運用のコツ【1】 勝ちクリエイティブを見つける

LINE広告において、クリエイティブは成果において最重要要素です。各媒体ごとにクリエイティブの正解は異なります。PDCAを回して、勝ちクリエイティブを見つけてください。勝ちクリエイティブ見つけることができれば、LINE広告を制したと言っても過言ではございません。有料級ですが、筆者が行う勝ちクリエイティブを見つけるための進め方を解説いたします。

勝ちクリエイティブを見つける手順
①広告セットに3~6クリエイティブをセット
②その広告セットをターゲティングに分けて2~3つ用意する
③一番初めは、まったくデザインは同一で訴求軸のABテストを行う
④ABテストで勝利した1つのクリエイティブに対してデザインを3~6に分けて再度ABテスト
⑤ABテストについては、1~2週間でPDCAを回してください(1クリエイティブに対して最低でも10CVが溜まればPDCAのサイクルを短くしても問題ないです)
⑥広告セットあたり40CVを獲得したら学習が安定するので、その状態で④~⑤を繰り返す

ぜひ勝ちクリエイティブを見つけてLINE広告の成果を最大化させてください。

LINE広告のクリエイティブ運用のコツ【2】 クリエイティブフォーマットを網羅する

LINE広告において成果を最大化させるためには、上記で申しあげたように勝ちクリエイティブを見つけることが大切です。その勝ちクリエイティブを見つけるためには、LINE広告のすべてのフォーマットを網羅することが大切です。では、実際にどのようなフォーマットがあるのか解説いたします。

LINE広告の押さえるべきフォーマット
・静止画バナー(1,080×1,080px)
・静止画バナー(1,200×628px)
・静止画バナー(600×400px)
・カルーセル
・動画(9:16の縦型)

動画についても複数ございますが、LINE広告でもLINE VOOMなどで縦型動画を推しています。他の広告から横展開することもできるかと思いますので、縦型の9:16の動画を作って下さい。

このようにすべての配信面を網羅することによって、費用対効果が最大化されます。その上で、どのフォーマットの費用対効果がいいのか分析をして、サービスとLINE広告の相性を確かめてください。

LINE広告のクリエイティブ運用のコツ【3】 スモールイメージアドにこだわる

先ほど上記でも解説した「Small Image(スモールイメージ)」は、LINE広告でなんと90%以上の割合を占めていると言われております。実際にLINE広告の管理画面では、どのフォーマットから成果が上がったのかについてブラックボックスになっています。

筆者がさまざまなことをABテストしたのですが、スモールイメージの改善を徹底的にしたところ、大幅な効果の改善が見られました。その中で成功したSmall Image(スモールイメージ)のクリエイティブパターンは下記です。

Small Image(スモールイメージ)の成功例
・画像のみで文字入れなし
・原色で訴求(視認性のいいフォント)
・GIFファイルで動きをつける

また、2行のテキストにこだわる(アクションキーワード挿入・ベネフィット訴求・記号や絵文字)を徹底的にこだわることで効果改善も見られました。スモールイメージはないがしろにしてしまっている人も多いですが、ここを徹底的にこだわってください。

LINE広告の成果が悪いときのクリエイティブ運用改善の裏ワザ

裏ワザ
裏ワザ

LINE広告を運用していると、どうしても成果が悪い時があります。その時の対処法について、具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

LINE広告の成果が悪い時のクリエイティブ運用① キャンペーン・広告セットを立て直す

1つ目に説明する方法は、正直かなり奥の手です。特にLINE広告は、学習が早いとは一概に言えないので、この施策を打つ場合はどうしようもない場合と考えてください。

なぜこの施策を実施するのか?
・学習が崩れることによって、ゼロからスタートできるから
・広告セット単位で学習が行われているから
・いい学習で回れば、かなり費用対効果が良くなるから

ちなみに筆者の経験上、キャンペーンや広告セットの複製ではダメです。面倒くさいですが、新たに新規のキャンペーン・広告セットを立てていただき、スタートさせるようにしなければ意味がないので、ご注意ください。

ただし、学習を崩したからといって必ずしもうまくいくとは限りません。最悪のケース逆に作用することもあるので、慎重に判断してください。しかしながら、もうどうしようもない場合はこの手を打つしかありませんのでぜひ参考にしてください。

LINE広告の成果が悪い時のクリエイティブ運用② 目標単価を120%以下ずつ下げる

学習が安定している前提ですが、日予算・目標CPA・目標CPFなどを120%以下ずつ下げてください。なぜ120%以下なのかと言うと、120%以上だと機械学習が崩れると言われているからです。例えば、LINE広告の友だち追加広告をCPF500円で運用している場合の改善方法です。

学習が安定している広告セットの例
①初期:CPF目標500円
②3日後:CPF目標450円
③6日後:CPF目標400円

広告セット単位で機械学習が行われます。広告セットを変更して72時間以内にさらに変更をしてしまうと学習が崩れると言われています。だからこそ、上記の例のように3日に1回120%以下で変更をするようにしてください。しかしながら、あくまで諸説ありで筆者の推奨ですので、判断は自己責任でお願いいたします。筆者は経験上、この運用改善方法で学習が崩れるなどが起きた経験はないので記載をさせていただきました。

まとめ

まとめ

今回、LINE広告のクリエイティブを含めた運用方法について、具体的に掘り下げて解説いたしましたがいかがでしたでしょうか。LINE広告では、成功させるためのノウハウがさまざまございます。ぜひ本記事を参考にしていただき、LINE広告のクリエイティブをマスターしてください。

このようにLINE広告では、成功させるためのノウハウがさまざまございます。管理画面などはシンプルですが、上手くいっている企業と上手くいっていない企業の明暗が他の媒体と比較してもはっきりしている印象です。LINE広告を利用したい、でも上手く運用できるか不安と思っている方はぜひマイチームスにお任せください。本記事のようにさまざまなノウハウがございますので、インハウス化支援でも運用代行でもお受けできます。ご相談でも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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