【Facebook広告の料金相場は?】仕組み・費用対効果を高めるコツ!

Facebook広告 費用・料金

ネット上で「Facebook広告 料金」「Facebook広告 費用」などと検索して、この記事にたどり着いた人が多いのではないでしょうか。本記事では、Facebook広告のお金に関する部分である「料金や仕組み」「費用相場」「支払い方法」「予算設定方法」などについて詳しく解説していきます。

Facebook広告で、費用対効果を高めるためにこのような情報を正しく知っておくべきです。最後まで読んで、Facebook広告にかかる費用を予測して、予算設定を正しく進めましょう!

(こんな人におすすめです)
・初めてFacebook広告を出稿する人!
・Facebook広告の月々の費用感がわからない人!
・Facebookの料金の仕組みを知りたい人!
・Facebook広告の料金の支払い方法を知りたい人!
・Facebook広告の費用相場について知りたい人!
・Facebook広告の予算設定方法を知りたい人!

目次

Facebook広告の料金目安・費用相場

アベレージ・平均・相場
Facebook広告の料金目安は?

Facebook広告の料金目安は、1クリックあたりで考えると100円〜300円程度です。

上記の例から、例えばFacebook広告を利用した時に、1クリックを200円とした場合、1,000クリックで広告費が200,000円です。

クリックしてから獲得までのCVR(コンバージョン率)を10%とすると、100CVを獲得できます。したがって、1CVあたりの費用は20,000円と計算することができます。このようにFacebook広告の費用相場を計算する時は、以下の計算式を利用しましょう!

■Facebook広告の1CVあたりの料金目安
CPA(目標獲得単価)=予想CPC×予想クリック数×CVR(コンバージョン率)

※上記の例だと、CPC200円×クリック数1,000×CVR10%=CPA20,000円

仮に、上記の例であるCPA2万円が高いと感じた場合は、CPCやCVRを改善してCPAを改善していくしかありません。

Facebook広告の料金の仕組み

仕組み・方式

Facebook広告の費用・料金に関する仕組みを解説していきます。

Facebook広告は、無料で掲載することができず、有料での掲載がマストです。当然ですが、Facebook広告の費用は広告主が自由に設定することができます。Facebook広告では、最低1日100円から設定することができます。

Facebook広告の料金・費用は、2つの方法から決定することができます。

日予算:1日あたり、消化する金額
通算予算:指定期間で、キャンペーンまたは広告セット単位で消化する合計額

ここで知っておかなければならない点は、日予算の設定は、1日単位で見ると正しく運用できないケースがあります。(日予算3,000円で設定しても初日に6,000円利用してしまうなど)あくまで日予算であっても設定した日から30日間で見るようにしましょう!

予算・ターゲット・入札戦略などの組み合わせによっては、予算が消化されないことがあります。例えば、「入札戦略を目標CPA(コンバージョン単価)」に設定して、Facebook広告側が結果が得られないと判断した場合は、広告の配信が停止され料金が発生することはありません。

Facebook広告の課金方式

フォーマット・規定・決まり・ルール・方式

次に、Facebook広告の課金方式について解説します。Facebook広告では、大きく分けると以下の3つの課金方式があります。1つずつ見ていきましょう!

<Facebook広告の課金方式>
①インプレッション課金(CPM)
②クリック課金(CPC)
③動画の再生課金(CPV)

①インプレッション課金(CPM)

Facebook広告のインプレッション課金(CPM)とは?

Facebook広告内で、広告が1000回表示されるごとに料金が発生する課金方式のことである。CPMとは、「Cost Per Mille」の略で「1,000回あたりのコスト」を意味します。

インプレッション課金(CPM)の計算式は以下です。

CPM=広告表示にかかるコスト÷表示回数×1,000

たとえば、CPMが100円となって場合、どのようなロジック・計算なのか見ていきましょう。広告が10,000回表示されて、その時に1,000円のコストがかかった場合のCPMは100円です。

Facebook広告のCPMの平均相場は100~1000円と幅が広いです。広告のジャンルや商品やサービスによって異なります。

CPMが向いているケースは、認知を狙っているケースです。CPM課金を設定した場合は、商品やサービスに興味関心があるかどうかではなく、広いターゲット層に広告を配信していきます。したがって、その商品やサービスを認知させたいときに適しています。

②クリック課金(CPC)

Facebook広告のクリック課金(CPC)とは?

Facebook広告内で、広告がクリックされたときのみ料金が発生する課金方式です。CPCとは「Cost Per Click」の略で、「クリック1あたりのコスト」を意味します。

クリック課金(CPC)の計算式は以下です。

CPC=広告表示にかかるコスト÷ユーザーのクリック回数

Facebook広告のCPCの平均相場は、50〜200円です。
※ただしジャンルによって異なるので、ジャンルによっては300円以上になるCPCになることもあります。

しかしながら、Facebook広告でCPC課金方式を選べるキャンペーンは限られています。Facebook広告のキャンペーンでCPCを選択できるのはトラフィック、アプリのインストール、カタログ販売の3種類だけです。

Facebook広告でCPC課金を利用する場合はアプリのインストール・カタログ販売では有効です。トラフィックはサイトへのセッションなどで課金される方式なので、その場合はCPMをオススメします。

③動画の再生課金(CPV)

Facebook広告の再生課金(CPV)は、大きく2種類あります。動画広告の掲載時に課金方式を設定することができます。

ThruPlay:15秒以上動画が再生されるごとに課金が発生
動画の2秒以上の継続的な再生:動画が2秒以上再生された場合に課金が発生
※ThruPlayで、15秒未満の動画の場合は最後まで再生されたら発生

Facebook広告の動画の再生課金(CPV)は、商品やサービスの中身で動画広告を見る可能性が高い場合に利用することをおすすめします。さらにFacebook広告の動画広告は、しっかりと商品・サービスについて理解してほしい場合に向いています。

Facebook広告で行える上限の予算設定

コスト・費用・広告予算

Facebook広告で、上限の広告予算を設定する方法は3つあります。

(Facebook広告で上限予算を設定する3つの方法)
①アカウント上限予算
②キャンペーン上限予算
③広告予算上限予算

①アカウント上限予算

Facebook広告でアカウント単位で上限予算を持つ場合は、「キャンペーンをいくつか展開したい場合」です。キャンペーンや広告セットで予算を設定してしまうと、管理が非常に大変になり、失念してしまったりします。

広告マネージャのアカウントが1つあれば、複数の広告キャンペーンを同時に運用することができるので、予算をアカウント単位で保有しておくことは一番管理が楽です。

②キャンペーン上限予算

次に、Facebook広告でキャンペーン単位で上限予算を持つケースについて解説します。キャンペーンでは、商品やサービスを管理しているケースが多いです。

1つのキャンペーンにかける予算の上限を決めることで、キャンペーンごとの「通算予算」の他に、「1日の予算」として日ごとに使用する金額の上限を設定でき、いつでも編集が可能です。商品やサービス単位で予算を管理したいケースはこのキャンペーン単位で上限予算を設定することがおすすめです。

③広告セット上限予算

最後に、Facebook広告で広告セット単位で上限予算を設定するケースについて解説します。

広告セット単位で上限予算を設定することで、オーディエンスや配信スケジュールも同時に設定することができます。細かい設定をした広告セットで予算を持つことによって、費用対効果が高いキャンペーンに注力したいときに便利です。かなり細かく運用したい場合は、この予算組みが一番おすすめです。

Facebook広告の支払い方法と決済のタイミング

支払う・支払い方法

Facebook広告の決済方式の種類は、自動決済・手動決済の2種類です。それぞれの特徴と支払方法、決済のタイミングを紹介いたします。

①自動決済:一定の金額を消化したときに自動請求される
(支払い方法)
・クレジットカード
・デビットカード
・PayPal

(決済タイミング)
・毎月の請求日

②手動決済:アカウントに追加した資金の残高から広告料金が差し引かれる
(支払い方法)
・オンライン銀行振込
・PayTM
・Boleto Bancário

(決済タイミング)
・最大1日1回

Facebook広告の支払い方法・決済日などは、参考になりましたでしょうか。支払い方法などでカードなどを新設しなければならない場合は、ご注意ください。

決済に失敗した場合

Facebook広告では、クレジットカードの利用停止や、引き落とし口座の残高不足などで決済に失敗してしまうケースがあります。広告費の決済ができなかった場合、Facebook広告は停止されます。

決済エラーになると、Facebook広告の学習が崩れてしまったり、いいことは一つもありません。クレジットカードは上限額いっぱいまで使ってしまったり、期限が切れたりすることがあるため気をつけましょう。

Facebook広告で費用対効果を高める2つのポイント

ポイント・メリット

最後に、Facebook広告で費用対効果を高める方法を筆者の経験も含めてポイントを解説します。

1.自動入札で入札を行う

結論、Facebook広告は「自動入札」の一択だと思います。

Facebook広告の入札方法には、手動入札と自動入札があります。Facebook広告の手動入札は、すべてのオークションで上限価格を設定しなければかなりの手間がかかります。さらに、目標の単価設定などは経験がかなり必要です。

しかしながら、自動入札ではFacebookのAIが自動で運用してくれるので手間はかかりません。さらに、自動入札では予算を最大限活かして、予算の範囲内で、目標に対する効果が最も大きくなるように入札が自動で行われるので、おすすめです。

Facebook広告の経験が長く、ジャンルの経験も長い熟練の経験者であれば手動入札でも可能ですが、初心者やジャンルの経験が少ない場合などは「自動入札一択」でしょう。

2.適切なキャンペーン目的を選択する

Facebook広告では、キャンペーンの目的を設定することができますが、この設定が非常に重要です。

(Facebook広告のキャンペーン目的)
リーチ:たくさんのユーザーに対して配信を行うことが広告配信の目的
商品の購入:購入の確度が高いユーザーに対して広告配信を行う

上記の例で、購入などのCV(コンバージョン)が目的でキャンペーンの目的をリーチにしてしまうと最適化されずに、費用対効果が悪くなってしまいます。Facebook広告では、キャンペーンの目的を適切に設定しましょう!

まとめ

まとめ・結論

Facebook広告の費用・料金について詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

Facebook広告では、予算・入札戦略・キャンペーンの目的・入札価格などによって、CPC・CPMなどの費用が決まります。そこからCVRを掛け合わせると、最終のCPAが算出できます。

したがって、Facebook広告では課金方式など費用や料金について、正しく知っておくことが大切です。

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