【具体的な手順】Facebook広告のやり方・始め方とその注意点!

Facebook広告 やり方・始め方

初めてFacebook広告を行う方にとって、Facebook広告のやり方・始め方に戸惑う人も多いのではないかと思います。しかし、Facebook広告のやり方・進め方がわかって、かつミスする注意点もポイントを押さえておければ、難しくないです。とは言ってもFacebook広告に対して、初心者・未経験の方も多数ご覧いただいているかと思うので、丁寧に解説して参ります。

本記事によって、こんなことを学び、実際にできるようになります!

・Facebook広告のそもそもがわかる
・Facebook広告の事前準備するものがわかる
・Facebook広告の具体的なやり方の手順を理解して、実行できるようになる
・Facebook広告を設定するときの注意点が学べる
・Facebook広告のさまざまな初期設定がわかる
・Facebook広告を実際にスタートさせることができる

目次

Facebook広告とは

Facebook広告

Facebook広告とは、日本国内で2.600万人を誇るユーザー数を抱えているFacebookに広告を配信することができます。Facebook広告でInstagram広告も配信することができ、Instagramの3.300万人とも言われるユーザーにも広告を配信することができます。

そのように圧倒的ユーザーを抱えているFacebook・Instagramに配信することができるFacebook広告のやり方・始め方をマスターしておけば、集客に困ることが減るでしょう。本記事は、最後までお読みいただくことで、Facebook広告をインハウス化(内製化)することができるようになることを目的としております。

Facebook広告には「ヘルプページ」が存在しています。しかしながら、テキストが多く・専門用語ばかりで理解できない・理解できずに諦めた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、そのような方を対象にFacebook広告について詳しく・丁寧に解説いたしますので、ご確認ください。もし、わからない部分・わかりにくい部分があればフォームからマイチームスへお問い合わせいただいても構いません!

Facebook広告の特徴

しかしながら、まずはFacebook広告のやり方・始め方を学ぶ前に、Facebook広告の特徴・メリットをしっかり理解した上で、やり方を学ぶかどうか判断してください。筆者のFacebook広告の運用経験をもとにFacebook広告の特徴を3つにまとめましたので、まずはメリットをご覧ください。

1,さまざまなビジネスで利用できる

Facebook広告の大きな特徴は「FacebookとInstagramという巨大SNSの2つに広告を配信することができる」ことです。FacebookとInstagramでは、年代などの属性の違うユーザーがいます。さらに、Facebook広告では、「Messenger」「Audience Network(オーディエンスネットワーク)」にも広告を配信することができ、さまざまなユーザーに広告をリーチ(表示)することができます。

※Audience Network(オーディエンスネットワーク)=Facebookと提携しているさまざまなスマホアプリ・ウェブサイトに広告を配信できる広告のこと

そのため年代・BtoBかBtoCかなどを考える必要がなく、サービスや商品に関わらずほぼすべてのビジネスモデルで利用することができる広告です。FacebookとInstagramを合わせると10代~60代の男女が幅広く利用しており、「自分のビジネスではFacebook広告が合わないかも」といった心配はございません。初めて、Web広告・SNS広告を始める方にオススメしているのがFacebook広告です。ぜひご検討ください!

2,ターゲティング精度が高い

2つ目のFacebook広告のメリットは「ターゲティングの精度が高い」ことです。なぜターゲティングの精度が高いかと言うと、Facebookでは「実名登録」「学習の起点が多い」ということが挙げられます。Instagramでも同様に個人情報の取得はしっかりされており、精度が高くなるようにさまざまなアルゴリズムが設定されていると想定します。

また後ほど説明する「Facebookピクセル」というウェブサイトのデータを取りにいく仕組みも取り入れられており、ユーザー分析・ウェブサイト分析をしてマッチングしたユーザーに対して広告配信をすることでターゲティングの精度が高い広告を配信していると言えるでしょう。ユーザーが求めている広告を配信することによってユーザーはまたFacebook・Instagramなどを利用するようになるという好循環を作り出しているFacebook広告は素晴らしいです。

3,中小企業から大手企業まで対応

最後に3つ目のFacebook広告のメリットは「小額からFacebook広告を配信できる」ことです。具体的には「日予算100円」から配信をすることができます。月額3000円から配信をすることができるので、小規模事業者や中小企業、法人だけでなく個人でも利用することができるので場合によってはフリーランスや副業の方も利用することができる広告です。

逆に、巨額な広告費用を使う大手企業でも利用することができ、どのような広告主でも利用することができると言っても過言ではありません。このようにFacebook広告は非常に優秀なので、ぜひ検討してみてもいいかもしれません。

Facebook広告の特徴・メリットについて、いかがでしたでしょうか。メリットに感じてくださった方はぜひ最後までお読みいただき、Facebook広告のやり方をマスターしてください。

Facebook広告を始める前の準備

準備すること

Facebook広告を始めるにあたって、準備すること・知っておいた方がいいことについて解説いたします。まず、2つほど必ず事前にご準備いただきたいものがございますので、ご覧ください。

2つの事前準備するもの

①Facebookアカウント
Facebook広告を出稿するためには、個人のFacebookアカウントが必要です。Facebookアカウントを持つことで、Facebookページにて広告を出稿することができます。
②広告費を支払うクレジットカード
Facebook広告を支払うための、クレジットカード、もしくはクレジットカード機能付きのデビットカードも必要です。そのクレジットカードで使用することができる国際ブランドは、以下です。

JCB
VISA
MasterCard
アメリカンエキスプレス

※クレジットカード以外にも、PayPalで支払うことも可能です

Facebook広告内で理解しておくべき用語

次にFacebook広告を始めるにあたって、理解しておかなければ困る専門用語について解説いたします。以下をご覧ください。

Facebookビジネスマネージャとは?

Facebookページやアプリ、Facebook広告・Instagram広告アカウントの一元管理ができる公式ツールです。

Facebook広告マネージャとは?

Facebookが無料で提供している広告管理ツールです。実際に、広告掲載・広告配信・広告停止・クリエイティブの差し替えなどの管理を行うことができます。

【最新】Facebook広告のやり方の手順

手順・ステップ

では、ここから実際にFacebook広告を始めるにあたってのやり方を解説いたします。1つ1つ順を追って説明いたしますので、最後まで読んでいただき、Facebook広告のやり方をマスターしてください。

1,Facebook広告ビジネスマネージャの作成

上記にて先ほどFacebookアカウントを作成することをお伝えしたかと思いますが、Facebookアカウントを作成して無事にログインすることができたら「Facebook広告ビジネスマネージャーアカウント」を準備します。Facebook広告ビジネスマネージャーは、検索で「Facebook広告ビジネスマネージャー」と検索して、Facebookアカウントにログインすれば、必要項目を入力して開設することができます。

Facebook広告ビジネスマネージャーのメリットは?

ビジネスマネージャーを利用することで、一元管理・分析・管理者権限ができるなどのメリットがございます。Facebook広告だけではなく、Instagram広告にも同時に広告を出すケースは管理が楽になります。

2,Facebookページの追加

次に、Facebook広告ビジネスマネージャへFacebookページを登録して、広告アカウントを作成していく作業について解説いたします。

①Facebook広告ビジネスマネージャの右上から「ビジネス設定」
②ビジネス設定の画面から「Facebookページ」→「ページを追加」をクリック
③「ページを追加」から自分のFacebookページのURLを登録すれば完了

これでFacebookページの作成は完了です。

3,ドメイン認証

次に、広告主であるあなたがFacebookページのドメイン所有者であることを明確にしなければなりません。ドメイン認証を行うことで、広告に表示されるアカウント名(広告の左上に出てくる名前)を自社名・サービス名にすることができます。

ドメインの認証方法は以下の2つの方法がございます。(Meta社公式では3つの方法がございますが、カンタンな2つの方法を共有します)

①HTML ソースコードにメタタグを追加する
HTMLコードの….セクションにメタタグを貼り付けて、ページを公開
②ドメインレジストラーでDNS TXTレコードを更新する
ドメインを管理しているサーバーを開く。サーバーのDNSレコードをいじれる画面まで到達。Facebookのビジネス設定の画面に戻り、TXTレコードをコピーして貼り付け

どちらもGoogleタグマネージャーなどを利用する方であれば非常に簡単な方法です。もしわからなかった場合は、本記事の筆者であるマイチームスに直接ご相談いただいても構いません

4,Facebookピクセルの設定

ドメイン認証が終わったら、 Facebook ピクセル(=ウェブサイトに設置するコード)の設置を行います。具体的な手順は以下です。

①Facebook広告の管理画面「イベントマネージャ」から「データソースをリンク」を開く
②該当の広告アカウントを選択
③画面中央の「ピクセルの設定を続行」をクリック
④「Facebook ピクセル」を選択
⑤ピクセルコードのインストール方法を選択
⑥「コードを手動でインストール」を選択
⑦「ベースコードをコピー」してウェブサイトに設定(GTM等で設定)

これでFacebookピクセルを埋め込むことが完了しました。Facebook広告では、ピクセルを読み込んでFacebook広告自体の精度を上がっていくことが想定されます。正しく設定してFacebookピクセルを起動させて費用対効果を向上させましょう!

5,キャンペーン・広告セット・広告の設定

ここまできたらあとは、クリエイティブ(キャンペーン・広告セット・広告)の準備を行うだけです。それぞれの設定を行ってください。ポイントをまとめましたので、ご確認ください。

・キャンペーン
目的に合わせた目標を設定できているか

・広告セット
目標コンバージョン単価を設定したか
日予算は正しく設定できているか
オーディエンスの設定に間違いはないか

・広告
メインテキスト、見出し、説明は5個ずつセット
1セットあたり、3~6個の画像バナーを設定

6,支払い方法の登録

最後に支払い方法を登録すると、完了です。支払い方法の設定は以下の手順です。

①ビジネスマネージャにある「請求と支払い」を選択
②そこから「支払い方法」を選択
③表示される手順に沿ってクレジットカード等を設定して完了

あとは、広告の審査が完了したら実際に公開することができます。支払い方法は複数設定することができ、その中でもメインの支払い方法と設定している方法で請求が発生します。

Facebook広告を設定するときの注意点

注意点

Facebook広告を運用するにあたり、設定方法・やり方・始め方は上記にて把握することができたのではないかと思います。ただし、広告に投資する以上、設定が終了して終わりではなくあくまで広告でパフォーマンスを上げて、利益に繋げることが大切です。そこで筆者の経験をもとにFacebook広告を初期設定するときの注意点をまとめましたので、以下をご覧ください。

Facebook広告ポリシーに違反していないか

Facebook広告では、禁じられている広告コンテンツ、禁じられている商品がございます。ポリシー違反を起こしてアカウントがbanされてしまうと、再度広告を掲載することができないので必ず、理解したうえで広告を配信しましょう。

禁じられている広告コンテンツ
■不適切な文法や句読点
■性的なコンテンツ、ヌード、性的行為への言及
■人種、民族、宗教、信念、性的指向を言及・示唆
■差別的な行為
■虚偽的なサービスや商品
■存在しない機能を表す画像
■非現実的な期待
■低品質なコンテンツ
■重要な情報をわざと表示しない

禁じられている商品
■成人向け商品
■成人向けサービス
■タバコ
■危険な栄養補助食品
■処方薬
■違法薬物
■武器
■弾薬
■マルチ商法
■スパイウェア、マルウェア
■武器を改造するための付属品
■爆発物

上記について至極全うではありますが、必ずルールを守ってFacebook広告を運用してください。(Facebook広告に限らず、すべての広告に当てはまると考えております)

ターゲティングを絞りすぎない

運用型広告のトレンドは「機械学習による最適化」でターゲティングを絞り込みすぎないことです。これはFacebook広告だけではなく、その他の運用型広告すべてで言えることなので、初めてFacebook広告を運用する際に覚えておいてほしいです。機械学習の最適化には、配信できる相当数のデータと配信結果が必要です。

したがって、筆者のオススメとしては初動からターゲティングを絞り込みすぎないことが大切です。絞り込みをする際はブロード配信と言われる「年齢・性別・地域」の3つを制限する程度にしましょう。Facebook広告では設定している最中に「推定オーディエンスサイズ」という項目が管理画面の右側に表示されるので目安にしてください。初動のタイミングからターゲティングを絞り込みすぎると機械学習が進みにくく、費用対効果が向上していかないケースが往々にしてあるので、ターゲティングを絞りすぎないようにご注意ください。

Facebook広告での各種やり方

やり方

Facebook広告のやり方において以下の3つについて、解説いたします。アフィリエイトはアフィリエイターしか関係ないですが、シュミレーション・ABテストはFacebook広告の運用者であれば必ずタメになるので、読んで自分のものにしてください。

Facebook広告のアフィリエイトのやり方

Facebook広告では、アフィリエイトを実際に行うことができます。広告の費用対効果が非常にいいという観点から、むしろアフィリエイトでFacebook広告は非常にオススメです。アフィリエイトでFacebook広告がオススメの理由は以下です。

・法人ではなく個人でも運用できる
・1日100円という少額から運用できる
・設定方法が難しくなく、AI学習の発達により運用が自動化できる

一方でFacebook広告でアフィリエイトを進めるにあたって、問題点がございます。それはウェブサイトを利用する場合、以下の点です。

・ドメイン認証
・Facebookピクセルの埋め込み

基本的なFacebook広告の出稿方法はアフィリエイトだからといって違うことはございません。しかしながら、上記2つができるかできないかについて確認したうえで進めましょう。

Facebook広告のシュミレーションのやり方

Facebook広告では、シュミレーションを行うことができます。実際以下のような方が利用することができ、非常に参考になる情報が収集できるかと思います。

・Facebook広告を始めたことがない方
・他の媒体とFacebook広告を比較検討している方
・Facebook広告で予算を上げることを検討している方

では、Facebook広告のシュミレーションでは実際にどのようなデータを取得することができるのでしょうか。大きく分けると2つのデータをシュミレーションすることができるのでぜひご活用ください。

①どのくらいのユーザーにリーチできるのか
②どのくらいの予算をかければどのような費用対効果が出るのか

ここまで解説したところで、シュミレーションのやり方について説明いたします。以下の手順に沿って進めていただけると、シュミレーションを算出することができます。

1、広告マネージャーの準備
2、広告の設定(目的・予算・エリア・年齢・性別・詳細ターゲット)
3、シュミレーションの実行

このように進めることで、「オーディエンスサイズ」「リーチ数」「コンバージョン数」をシュミレーションすることができます。このデータを活用してお客様に提案したり、社内稟議で使ったりすることができます。
※ただし、あくまでシュミレーションですので実際の成果を保証するものではないことをご理解いただいたうえで進めてください

Facebook広告のABテストのやり方

Facebook広告の機能にABテストがあるのはご存じでしょうか。Facebook広告では、クリエイティブが非常に重要です。では、そのクリエイティブはどれが費用対効果がいいのだろうと迷うことはないでしょうか。そんな時にFacebook広告のABテストを利用することによって成果を比較することができ、費用対効果を最大化させることができます

実際にFacebook広告のABテストの設定方法を解説いたします。

①広告マネージャのツールバーで「A/Bテスト」をクリック
②変数を「クリエイティブ」「オーディエンス」「配置」「カスタム」から選択
③コピー(複製)したい広告セットを選択
④判定する指標を「単価の結果」「CPC」「広告マネージャのツールバーで「A/Bテスト」をクリック」「」購入の単価」「カスタムコンバージョン」「標準イベントから選択」
⑤期間を選択
⑥右下のキャンペーンを複製をクリック

このような流れで実際にスタートいたします。設定方法がわかったところで次に結果の確認方法について説明いたします。ABテストの結果は、広告マネージャから確認することができます。

①広告レポートを開く
②効果の高い広告セットや広告をレポートテーブルで確認(星アイコンが付いています)
③フィルターをクリックして、メニューからA/Bテストを選択して効果を比較

このような流れで実際にABテストの結果を比較することができます。Facebook広告のABテストについていかがでしたでしょうか。積極的に使っていってもよい機能と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。Facebook広告のやり方・始め方について具体的な手順から細かい部分までマスターできたのではないでしょうか。Facebook広告を始めるうえでの注意点も併せて解説いたしましたので、ぜひ広告を使って成果をあげてください。

Facebook広告ではさまざまな注意点や運用方法がございます。初めから1人でやってしまうと不正解の状態で広告を投下してしまうので、無駄予算となってしまい、成果を上げることもできなくなります。本記事を執筆したマイチームスはFacebook広告を含めたWeb広告・SNS広告のプロフェッショナルです。Facebook広告やその他広告のインハウス化を目指している・運用代行をお願いしたい場合は、マイチームスにお任せください。経験と知識を組み合わせたハイブリッド運用で、あなたの会社の成果を最大化させて、利益に貢献いたします。お気軽にご相談ください!

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