【Google広告の全種類】キャンペーンやターゲティングの種類を紹介

Google広告 種類

Google広告のすべての種類について解説いたします。Google広告の種類は「キャンペーン」「ターゲティング」「広告表示オプション」「タグ」「権限」などさまざまございます。1つ1つを分かりやすく丁寧に解説いたしますので、Google広告の種類について知りたい方はひ最後までお読みください。

本記事によって、こんなことを学び、実際にできるようになります!

・Google広告の種類をマスターできる
・Google広告の種類の特徴や意味合いを理解できる
・Google広告の種類の違いがわかる
・知らないGoogle広告の種類を知ることで広告自体を改善することができる
・Google広告の種類を理解することで、パフォーマンスを向上させることができる

このようにGoogle広告の種類を理解していただくことは非常に有益なので、今から広告運用を開始する方から現在運用をしている方まで参考にしてください!

目次

Google広告8種類のキャンペーンタイプ

Google広告の管理画面から見た種類
Google広告の管理画面から見た種類

Google広告では、8種類のキャンペーンタイプと呼ばれる配信方法がございます。それぞれの内容・メリット・特徴についてまとめましたので、ご確認ください。
※上記画像についてはGoogle広告の種類が6種類となっておりますが、8種類ございます

1,検索キャンペーン
2,ディスプレイキャンペーン
3,ショッピングキャンペーン
4,動画キャンペーン
5,アプリキャンペーン
6,ファインドキャンペーン
7,P-MAX
8,スマートキャンペーン

1,検索キャンペーン

Google広告の検索キャンペーンとは?

Google 検索で関心の高いユーザーに適切なタイミングで広告を表示します

■特徴
実際にGoogle内でキーワードを検索しているユーザーになるので、潜在層もいますが特に顕在層へのアプローチをすることができることが特徴です。

■メリット
最大のメリットは、広告主のサービス・商品と親和性が高いキーワードを検索しているユーザーにアプローチをすることができるので、成果につながる可能性が高いことです。

2,ディスプレイキャンペーン

Google広告のディスプレイキャンペーンとは?

魅力的なクリエイティブを活用して 300 万件のサイトやアプリでユーザーにアプローチできます

■特徴
あらゆるサイトやアプリに画像・動画の広告が配信することができることが大きな特徴です

■メリット
静止画バナー画像や動画のクリエイティブでユーザーに訴求することができるため、ユーザーの目を引く広告を配信することができます

3,ショッピングキャンペーン

Google広告のショッピングキャンペーンとは?

購入する商品を探しているユーザーに商品を表示します

■特徴
商品の詳細である「写真・商品名・価格・販売する店舗名」をGoogleの検索結果やウェブサイト上のショッピング枠に広告を掲載することができることが特徴です。

■メリット
商品の詳細をユーザーに事前に見せたうえでクリックさせることができるので、購買意欲の高いユーザーをウェブサイトに流入させることができるので、購買の確率が高いと言えます。

4,動画キャンペーン

Google広告の動画キャンペーンとは?

YouTube の視聴者にリーチしてコンバージョンを獲得します

■特徴
実際にはYouTubeだけではなく、Webサイトやアプリに動画広告を配信することができることが特徴です。

■メリット
テキストよりも画像よりも広告を通じて発信することができる情報量が多いのでユーザーは詳細な情報を手に入れることができます。高単価の商材を販売する際などにも有効的な配信方法と言えます。

5,アプリキャンペーン

Google広告のアプリキャンペーンとは?

アプリのダウンロード数を増やし、エンゲージメントを高めます

■特徴
アプリの宣伝に特化したキャンペーンです。

■メリット
Google検索結果・Google Play・Gmail・YouTube・その他Googleと提携しているウェブサイトやアプリなどに自動で配信されます。そのため、アプリのDL数を伸ばしたい場合にこのキャンペーンを活用すればあらゆる配信面に配信してユーザーを獲得することができることがメリットです。

6,ファインドキャンペーン

Google広告のファインドキャンペーンとは?

Youtube Home Feed・GoogleアプリのDiscover・Gmailの広告枠などで広告を配信します

■特徴
Google検索の下部にコンテンツがフィード形式で表示できたり、YouTubeのホームの動画と動画の間に広告を配信することができる。

■メリット
1つの広告キャンペーンで、Youtube Home Feed・GoogleアプリのDiscover・Gmailの広告枠を利用している幅広いユーザーに画像とテキストの広告を配信することができることがメリットです。

7,P-MAX

Google広告のP-MAXとは?

パフォーマンスマックスという意味合いで、現在Google社が一番推奨しているキャンペーンタイプです。1 つのキャンペーンですべての Google サービスのユーザーにリーチできます。

■特徴
1つのキャンペーンから、Googleが保有しているすべてのチャネル(検索広告・YouTube・ディスプレイ・GoogleアプリDiscover・Gmail・Googleマップなど)で広告配信をすることができる新しいキャンペーンタイプです。

■メリット
これらすべてのGoogle社が保有・連携している広告配信先全てに広告配信をすることができることができることがメリットです。また同時に最適化が行われるので、広い配信面に精度の高い広告を配信することができます。広告予算が大きい企業はもちろん、幅広い広告主が活用できる次世代型のキャンペーンタイプです。

8,スマートキャンペーン

Google広告のスマートキャンペーンとは?

小規模ビジネス向けのワンストップ ソリューションでユーザーにリーチします

■特徴
Google側の最適化を活用することで、あらゆる広告に自動で配信することができることが特徴です。

■メリット
特に、規模が小さい広告主の方や短時間でGoogle広告を始めたい方にオススメな配信手法です。

以前はローカルというキャンペーンがございましたが、2023年3月時点では廃止となっており、新たにP-MAXというキャンペーンで広告を配信することが可能となりました。実質、ローカルからP-MAXへのアップグレードがなされた格好です。

Google広告10種類のターゲティング

Google広告10種類のターゲティング

Google広告を運用するにあたって、ターゲティングは十中八九利用します。その種類と特性、何を設定するべきかまで知っておくことでプロに一歩近づけます。Google広告には、全部で10種類のターゲティングがございますので、1つ1つを丁寧に解説いたします。

1,地域
2,年齢
3,性別
4,デバイス
5,詳しいユーザー属性
6,ユーザーの興味・関心・習慣(アフィニティ)
7,ユーザーが積極的に調べている情報(購買意向の強いユーザー層)
8,ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法(類似セグメント含む)
9,広告スケジュール(曜日・時間帯)
10,世帯年収

1,地域

「国単位」「都道府県単位」「市区町村単位」「設定地点から半径〇km」とさまざまな配信面を調整することができます。配信したくないエリアに対して「除外設定」をすることもできます。

2,年齢

Google広告で年齢をセグメントすることができます。こちらも配信・除外の設定がともにできます。不明は年齢をターゲティングできていないユーザーを指しているので一定数いることを考慮の上、配信するかどうかを決めるべきです。

18~24才
25~34才
35~44才
45~54才
55~64才
65才以上
不明

3,性別

Google広告で性別をセグメントすることができます。具体的には下記のように3種類にセグメントすることができます。年齢と同様に性別をGoogle側が判断できていないときに不明となり、一定数いることを頭に入れておくべきです。

男性
女性
不明

4,デバイス

デバイスは、大きく分けると以下の3つがございます。このデバイスでは、配信する・配信しない・割合を決めて配信をするなど、配信ボリュームを調整することができます。広告の配信割合を決める方法で、入札単価調整比というものが存在しており、それぞれのデバイスで何%配信をするのか調整をすることができます

モバイル
PC(パソコン)
タブレット

5,詳しいユーザー属性

Google広告のターゲティングでは、過去の行動履歴やユーザーの特徴などから、カテゴリ別で分けると以下のようなセグメントをかけることができます。

子どもの有無
配偶者の有無
教育(学歴)
住居所有状況
就業状況

6,ユーザーの興味・関心・習慣(アフィニティ)

さらにGoogle側が行動履歴などあらゆるデータベースからユーザーの興味関心や習慣をセグメントすることができます。実際に以下のようなカテゴリからセグメントをすることが可能です。

スポーツ、フィットネス
テクノロジー
ニュース、政治
フード、ダイニング
メディア、エンターテイメント
ライフスタイル、趣味
乗り物、交通機関
家庭、園芸
旅行
美容、健康
買い物好き
銀行、金融

7,ユーザーが積極的に調べている情報(購買意向の強いユーザー層)

Googleでは、あらゆる検索エンジンを保有したり、外部サイトなどとの連携から実際に調べている検索履歴や閲覧履歴などからも購買意欲について調べることができています。以下に大カテゴリであるセグメントを一覧で記載いたしますので、ご確認ください。

アパレル、アクセサリ
アート、工芸用品
イベントのチケット
ギフト、行事
コンピュータ、周辺機器
スポーツ、フィットネス
ソフトウェア
デートサービス
ビジネス サービス
ビジネス、産業向けの関連商品
メディア、エンターテイメント
不動産
季節的な買い物
家庭、園芸
家電
就業状況
幼児、子供向け製品
教育
旅行
楽器、音楽の関連用品
美容、パーソナルケア
自動車、乗り物
通信
金融サービス
食べ物

8,ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法(類似セグメント含む)

その他にもさまざまなデータや組み合わせから配信することができます。組み合わせリストとは、複数のセグメントを組み合わせて Google で自動的に作成され、管理されるリストです。さらにウェブサイトを訪れたユーザーに対して定義をして、そのユーザーに類似しているユーザーのみに配信することができます。

組み合わせリスト(複数の組み合わせOK)
自社のウェブサイトを訪れたユーザー

9,広告スケジュール(曜日・時間帯)

配信する「曜日」と「時間帯」を指定することができます。具体的には以下のような設定をすることができます。

時間は15分単位でセグメント
〇曜日は配信する・しないのセグメント

10,世帯年収

Google広告では、世帯年収も絞り込みをすることができます。具体的には以下のような世帯年収を上位から見た割合で分けることができます。

上位10%
11~20%
21~30%
31~40%
41~50%
以下50%
不明

Google広告12種類の広告表示オプション

Google広告12種類の広告表示オプション
Google広告12種類の広告表示オプション

Google広告には12種類の広告表示オプションがございます。筆者のオススメは、広告表示オプションで利用することができるものはすべて利用することです。なぜなら、Google広告では広告表示オプションを利用することで、広告での専有面積が広がるので、クリック率が高まることが期待できるからです。さらに、広告でユーザーに届けることができる情報量が増えるので、熱量の高いユーザーを獲得する確率が上がることもオススメの理由です。以下に、Google広告12個の広告表示オプションの種類と内容を解説いたしますので、ご確認ください。

1,サイトリンクオプション
2,コールアウトオプション
3,構造化スニペットオプション
4,電話オプション
5,リードフォームオプション
6,住所オプション
7,アフィリエイトの住所オプション
8,価格オプション
9,アプリオプション
10,プロモーションオプション
11,画像オプション
12,ロゴオプション
※2023年3月時点での情報です
※Google広告の管理画面に表示されている名前です

1,サイトリンクオプション

Google広告のサイトリンクオプションとは?

ウェブサイトの特定ページへのリンクを、テキストで表示することができます。実際にかなりの専有面積を利用するので、クリック率上昇が期待できます。

2,コールアウトオプション

Google広告のコールアウトオプションとは?

広告文の下にテキストのみで説明文を表示することができます。サイトリンクオプションとの違いは、URLを設定することができない点です。しかしながら、キャンペーンがある際に利用したり、期間を決めてテキストを表示できたり、カスタマイズをすることができます。

3,構造化スニペットオプション

Google広告の構造化スニペットオプションとは?

商品やサービスの特長をアピールすることができます。URLを設定することができませんが、商品やサービスに関する情報を増やすことができるので、クリック率が上がることが期待できます。

4,電話オプション

Google広告の電話オプションとは?

会社て店舗への電話問い合わせを促進するために、広告に電話番号を表示することができます。モバイル(スマホ)ユーザーはクリックすると、ウェブサイトに遷移することなく電話番号がポップアップ表示されてそのまま電話をすることができることがメリットです。

5,リードフォームオプション

Google広告のリードフォームオプションとは?

ウェブサイトへ遷移することなく、ユーザーからのリードを獲得することができます。Googleアカウントにログインしている場合、ユーザーにとって個人情報の入力の手間が省けます。GoogleアカウントにログインしていないユーザーによってもUIが変わることなく、フォームへたどり着けるので、コンバージョン率の向上にも繋がりやすいです。広告主にとってはウェブサイトのように情報が少ないうえでのコンバージョンになるので、ウェブサイトへ到達したユーザーと比較すると与えられた情報量が少ないので、熱量が低い可能性があることが注意点です。

6,住所オプション

Google広告の住所オプションとは?

住所や営業時間などのビジネスの情報を表示することができます。会社や店舗の広告を掲載する場合は、住所・地図・会社や店舗までの距離を広告に表示することができます。

7,アフィリエイトの住所オプション

Google広告のアフィリエイトの住所オプションとは?

ユーザーが検索した商品やサービスや商品の取り扱いがある近隣店舗をアフィリエイトのような格好で配信することができる広告です。住所表示オプションと似ていますが、アフィリエイトの住所オプションでは、小売りチェーンを通して商品を販売している場合に利用することができる広告です。しかし、特定の国や地域や業種でしか、現在利用することができない状況です。

8,価格オプション

Google広告の価格オプションとは?

商品やサービスの価格を表示することができます。商品の金額を事前に知ることができるので、ユーザー目線でわかりやすく、広告主側も価格を事前に表示したうえでウェブサイトへ流入してきたユーザーは熱量が高いことが期待でき、双方ともにメリットがございます。

9,アプリオプション

Google広告のアプリオプションとは?

アプリのダウンロードを促進することができます。アプリを保有している場合、必ずと言ってもいいほど利用すべきオプションです。デバイスに合わせてリンクが表示されるので、ユーザーにとっても利用しやすいオプションです。

10,プロモーションオプション

Google広告のプロモーションオプションとは?

プロモーションとクーポンを表示することができます。具体的には、セールや割引などを掲載することができます。〇〇円OFF・〇〇%割引などの掲載ができるので、クリック率が上がることも同時に期待できます。

11,画像オプション

Google広告の画像オプションとは?

Google広告の検索広告で、テキストだけではなく、画像で広告を訴求することができます。ただし、Google広告を初めて始めた方は利用することができず、広告配信開始から90日以上経てば利用することができます。正方形のスクエア画像と横長画像の2種類が利用可能で、両方の画像を設定しておきべきです。

12,ロゴオプション

Google広告のロゴオプションとは?

2023年に入ってから新たに導入されたオプションです。広告主のロゴを広告で利用することができるようになりました。ただし、Google広告を初めて始めた方は利用することができず、広告配信開始から90日以上経てば利用することができます。

まとめ

Google広告の種類まとめ

今回、Google広告の種類に関する記事を執筆いたしました。一概に種類と言ってもさまざまあることもご理解いただけたかと思います。それぞれのカテゴリでどんな種類があるのか、その1つ1つはどのような意味合いなのかを詳しく解説させていただきました。本記事を最後まで読んでいただけますと、Google広告の種類についてマスターいただけるかと思います。自分が探している種類について詳しく読んでいただければ幸いです。

こちらの情報は2023年6月時点でのGoogle広告の管理画面からの情報です。最新のGoogle広告の種類について知りたいとお考えの方にピッタリです。Google広告、Google広告の管理画面が定期的に情報が更新される場合があるので、その点だけご了承ください。

筆者はGoogle広告運用のプロとして現在活躍しております。Google広告の運用をお願いしたい・インハウス化に協力してほしいなどのご要望がある場合は、ぜひマイチームスにお任せください!取引させていただく企業の利益を最優先に考えて貢献いたします!

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