Google広告認定資格とは、Google社が公式に公開しているGoogle広告の認定資格です。Google広告認定資格を保有しておくことで明確なメリットがあるので、基本的な概要とテスト対策について解説いたします。理解度テストの費用(料金)・難易度・問題数・勉強方法などについても詳しく解説していきます。
本記事によって、こんなことを学び、実際にできるようになります!
・Google広告認定資格の基本的な概要について知ることができる!
・Google広告認定資格を取得するメリットについて理解できる
・Google広告認定資格の理解度テストの概要を知ることができる!
・Google広告認定資格の勉強方法についても知れる
・Google広告認定資格を通じて、Google広告の理解が深まる!
・Google広告認定資格に合格できる勉強方法を知ることができる!
Google広告認定資格とは
Google広告認定資格とは「Googleが公式に公開している認定資格」で、Google広告に関する知識や理解力を問うテストです。保有しておくことで、第三者から見た時にGoogle広告に対する知識がしっかりある人と認識されます。Google広告認定資格の具体的な科目は、検索、ディスプレイ、ショッピング、動画、アプリ、測定の6種類がございます。1つ1つのテストを受講することができ、それぞれ合格・不合格が存在しています。
試験会場や事前予約などはなく、365日いつでもオンライン上(無料)で受講することができます。しかし、1日1回の身の受講という制限がございます。さらに資格の有効期間は1年となっており、資格の継続という考え方ではなく、1年経って資格が失効したら再度受験することで資格を持ち続けることができます。
Google広告認定資格を取得する3つのメリット
本記事を見ていただいているということは「Google広告認定資格」に興味があるということだと思います。実際に時間を割いて試験を受けるべきかの判断にもなるかと思いますので、Google広告認定資格のメリットを3つほど紹介いたします。
①Google広告の知見があるアピールになる
まず始めにGoogle広告認定資格を保有しておくことで、第三者から「Google広告の知見がしっかりある人」だと認識してもらうことができます。たとえば、Google広告の運用代理店・インハウス化支援などGoogle広告に携わる仕事をしている人は他の企業の担当者と比較されたときに、Google広告認定資格を保有しておくことで1つ大きな強みになります。
実際に、Google広告を運用している人でもGoogle認定資格を保持している人は多くないので、差別化を図ることができます。Google広告のことを知らない依頼者は、資格の合格率や資格の受験が無料であることは知らないので、Google広告認定資格を保有しておくことにデメリットがないので今すぐ受講することを強くオススメします。
②Google広告の最新情報を把握できること
次に、Google広告認定資格を受けることによって「Google広告の最新情報を把握できること」ができます。Google広告は、頻繁にシステムや機能がアップデートされています。このGoogle広告認定資格の資格を保有しておくことで、Google広告のリアルタイム情報を掴んでいることになります。
たとえば、既にGoogle広告認定資格に合格している人でも時間があるときに受講することによって最新情報を把握することができるようになります。広告運用担当者は、クライアントとのコミュニケーション・その他のWeb広告・SNS広告なども同時に担当しており、最新のアップデート情報を掴むことは不可能でしょう。そんな方にとって、Google広告認定資格は知識の補填にも繋がりますのでぜひ再度受験してみてはいかがでしょうか。
③将来、役に立つ可能性が高い
今後、将来的に以下のようなケースを想定している方にとって、Google広告認定資格は非常にオススメです。仮に現時点では何も考えていない場合でも将来的に使えて、無料で最新の知識が手に入るのでやるべきではないでしょうか。
(できること)
・代理店パートナーバッジを取得できる
・就職の際に履歴書に記載できる
・転職の際に履歴書に記載できる
(具体的に使えるケース)
・Google広告に関する副業を検討している場合
・Google広告を取り扱う代理店や事業会社へ就職を検討している場合
・Google広告を取り扱う代理店や事業会社へ転職を検討している場合
・Google広告運用にまつわる仕事でフリーランスになろうとしている場合
・Google広告運用の会社を起業しようと考えている場合
このようにGoogle広告認定資格には、タダで受講できるにも関わらず大きなメリットがございます。異業種転職でGoogle広告などの広告を扱っている会社へ転職したいと考えている未経験者は、まずはこのGoogle広告の資格を所有してから面接を受けることをオススメします。
Google広告認定資格「理解度テスト」の概要
ではここまででかなりGoogle広告認定資格を受講する気持ちが高まったところで、概要について詳しく解説して参ります。
費用(料金)
まずはじめにGoogle広告認定資格の資格を受ける費用は「無料」です。最大1日1回(厳密には不合格になった24時間後)、再度受講することができます。
問題数・制限時間・合格ライン・出題範囲
それでは実際に、Google広告認定資格とはどのような試験になっているのかわかりやすく表形式にしたので、ご覧ください。
資格名 | 問題数 | 合格ライン | 制限時間 | 概要 |
---|---|---|---|---|
検索広告 | 50問 | 80%(正答数:40問) | 75分 | 入札方法やマッチタイプに関する問題 |
ディスプレイ広告 | 49問 | 80%(正答数:40問) | 75分 | ターゲティングやディスプレイ広告などに関する問題が出題 |
動画広告 | 50問 | 80%(正答数:40問) | 75分 | YouTube広告に関する問題 |
ショッピング広告 | 46問 | 80%(正答数:37問) | 75分 | ECサイトで売上を増やすための問題 |
アプリ | 49問 | 70%(正答数:35問) | 75分 | アプリキャンペーン構成に関する問題 |
測定 | 50問 | 80%(正答数:40問) | 75分 | トラッキングや計測ツールに関する問題 |
Google広告認定資格の受験方法のステップ
では、実際のGoogle広告認定資格の受験方法・スキルショップについて、詳しく解説します。今回は、Googleアカウント自体を持っていない人に向けて、Googleアカウントの作成から資格取得までの流れを解説いたします。
Google広告認定資格・資格取得までの流れ
①Googleアカウントを作成
②オンライン学習サービス「スキルショップ(Skillshop)」内の「Google広告」を選択
③Google広告ページ内の「Google広告の認定資格」を選択
④Google広告の認定資格ページ内で受験したい資格を選択
⑤ページ内の「理解度テストに合格して認定資格を取得する」を選択
⑥解答し終えるとすぐに採点されて合否が表示
⑦合格点に達していれば、その場で認定資格が授与
※証明書は発行されません。取得した認定資格の確認は、プロフィールページで行えます
このような流れでGoogle広告認定資格の受講・資格取得をすることができます。受講の流れは非常に簡単なので、この説明を読んでいただければ誰でもできるレベルです。問題数が割と多いので、時間切れにならないように注意しておきましょう。
Google広告認定資格で知っておいた方がいいこと4選
①テストの中断・逆戻りができない
Google広告認定資格を受講するにあたって、試験中に3点ほど気をつけておいた方がいいことがあります。
・一度始めると途中で中断できない
・一度解答すると前の問題に戻ることができない
・インターネット回線が途切れると制限時間がゼロになる
したがって、テストを受講する前に確認を行った上で解答にミスがないように進めてください。
②Google広告認定資格の勉強方法・勉強時間
Google広告認定資格の勉強は、Google社が用意している「理解度チェック」を見て勉強することです。それぞれセクションごとに勉強の所要時間(理解度チェックの時間)を以下にまとめたので、参考にしてください。
検索広告:2時間25分
ディスプレイ広告:1時間19分
ショッピング広告:1時間52分
動画広告:2時間46分
アプリ広告:1時間30分
広告測定:3時間26分
Google広告の実務経験がなく、初めての場合は上記の理解度チェックをすべて見るべきです。動画を倍速で見るなどで短縮することもできるかと思いますが、最低でも10時間くらいの勉強時間は確保すべきでしょう。
③Google広告認定資格とGoogle Partnerの違い
Google広告認定資格とよく混同されがちなのが、Google Partnerです。Google Partnerとは、広告代理店に付与されるバッチのことです。これがあると「Google広告の正規代理店」の証明になります。まとめると以下です。
Google広告認定資格:個人がスキルを持っている証
Google Partner:Google広告の正規広告代理店
※Google Partnerは、Google広告認定資格を保有しているものが1名以上在籍していなければならないことになっています
Google広告の正規代理店かどうか見極めるためには「Google Partner」かどうかで判断できますので、まがい物の代理店風の会社に騙されないようにしましょう。
まとめ
本記事では「Google広告認定資格」について、徹底解説させていただきましたが、いかがでしょうか。Google広告認定資格の取得を検討している場合は、デメリットが時間というリソース程度で、お金がかかることもないです。取得すると、第三者から評価される、Google広告の知識が増えるという大きなメリットがあり、受けない理由はないでしょう。
Google広告の正規代理店を名乗ったまがい物の業者もいるので、気をつけてください。ただし、1点気をつけなければならないのは、Google Partnerだから100%成果を出してくれるというわけではございません。Google広告の運用を代理店に依頼する場合は、スキル・ノウハウ・実績をしっかり持った会社を選ぶようにしてください。本記事を執筆したマイチームスでも、Google広告を始めとした運用代行・インハウス化支援を行っております。些細なことでも構いませんので、ご相談いただければ丁寧に対応致します。Google広告を利用して最大成果を出しましょう。