【LINE広告完全ガイド】種類・仕組み・料金・ターゲティング・設定方法

LINE広告

LINE広告は9.200万人以上に向けて配信できる最強の広告です。LINE広告のメリットデメリットや、配信面・料金・ターゲティング・クリエイティブなどの基本的な概要をわかりやすく解説します。さらに、成果を出すためのコツ・代理店を使うべきかの判断材料まで解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。

本記事によって、こんなことを学び、実際にできるようになります!

・LINE広告の概要について知れる
・LINE広告のメリット、デメリットを理解できる
・LINE広告で掲載できない業種、商材を知れる
・LINE広告の配信場所をマスターできる
・LINE広告のターゲティングを理解できる
・LINE広告のクリエイティブの種類とサイズが知れる
・LINE広告の料金の仕組みが知れる
・LINE広告で成果を出すためのコツを知れる
・LINE広告で代理店を使うべきか検討材料になる

目次

LINE広告(旧:LINE Ads Platform)とは

Web広告について

はじめにLINE広告とは、実際にどのような広告なのか基礎知識を知っていただきたく、解説して参ります。

LINE広告の出稿先であるLINEについてです。株式会社LINEが2022年3月末に発表したLINEの月間アクティブユーザー数は9,200万人を超えたと発表されました。日本人の人口が約1億2000万人前後なので、約7割の人が利用していることになります。

LINE広告は直近、業界・業種の利用制限も少し解除して、さらに勢力を拡大しております。それもLINEという巨大なコミュニケーションツールがあるからです。日本人の生活インフラの一部に完全になったと言っても過言ではないほど、私たちの生活の一部に溶け込んでいる状況です。

それでは、LINE広告のメリット・デメリットを以下に説明いたしますので、参考にしていただき、LINE広告を始めるべきかご検討ください。

LINE広告のメリット

他のSNS広告と比較して、特にLINE広告のメリットと言えるものをピックアップいたしました。

LINE広告のメリット一覧
・9,200万人(人口の約7割)のユーザーにアプローチできる
・そのうち毎日利用しているユーザーは85%(2021/12末時点)
・ターゲティングの種類がかなり豊富
・配信場所(配信面)もかなり豊富
・SNS利用者の中でLINEのみでリーチ可能なユーザーに配信できる
※LINEを利用していて他SNSを利用していない約41.6%に配信が可能(2022年2月末時点)

このようにLINE広告は圧倒的なアクティブユーザー数と細かいセグメントをもとに広告を安価に配信することができるので、今非常に人気です。ぜひLINE広告の配信をご検討ください。

LINE広告のデメリット

LINE広告のメリットを紹介したところで、次にデメリットについてもしっかり解説したいと思います。LINE広告のデメリットも特徴的なものをピックアップしたので、ご参考にしてください。

LINE広告のデメリット
・ターゲティングの精度が低い
・他のSNSと比較して、リツイートなどがないので拡散力が弱い
・3段階の審査があり、健康食品や美容に関する審査が厳しい
・クリエイティブが非常に重要で運用工数がかかる

LINE広告のデメリットもしっかり把握しておきましょう。特にターゲティングの精度については、一番不安になるのではないでしょうか。ターゲティングの攻略方法については、本記事でどのようなターゲティングができるのか、おすすめのターゲティング・コツについても解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

LINE広告で掲載できない業種・商材

注意点

ここまで解説したところで、LINE広告に興味を持ってくださった方は非常に多いのではないでしょうか。しかし、同時に自分が携わっている業種・サービス・商材で実際に配信することができるか気になりますよね。そこで、LINE広告では配信することができない業種・商材だけをピックアップしました。

逆に言うと、以下の業種・商材以外はLINE広告を利用することができますので、当てはまっておらずLINE広告にご興味を持った方は本格的に検討してみてはいかがでしょうか。

LINE広告で掲載できない業種・商材
・宗教関連
・ギャンブル関連、パチンコ等
・アダルト関連
・出会い系、マッチングサイト等
・連鎖販売取引
・たばこ、電子タバコ
・武器全般、毒物劇物
・生体販売
・未承認医薬品⋅医療機器等
・消費者金融などの貸金業、質屋
・ネット関連ビジネス
・チケット転売業
・その他弊社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス

引用元:【LINE広告】出稿対象外となる業種・サービスについて|LINE for Business

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LINE広告の配信場所(配信面)

配置・配信面

先ほどLINE広告のメリットでも説明したように、LINE広告では配信場所(配信面)が非常に多いことも特徴です。実にLINE広告には配信面が12つもあり、ユーザーごとに傾向が異なるため多くの配信面があることによってあらゆるユーザーに対応することができます。そのLINE広告の具体的な配信面は下記です。

LINE広告12個の配信面
①トークリスト
②LINE VOOM(旧タイムライン)
③LINEマンガ
④LINE NEWS
⑤Smart channel
⑥LINE BLOG
⑦LINE ポイント
⑧LINEショッピング
⑨LINE チラシ
⑩LINE クーポン
⑪ウォレット
⑫LINE広告ネットワーク

そのため、幅広い年代や性別を問わずに配信してアプローチすることができます。特に代表的な配信面は、トークリストの最上部に出てくる「トークリスト」、ショート動画が楽しめる「LINE VOOM」、ニュースサービスである「LINE NEWS」です。

LINE広告ネットワークでは、LINEと提携している外部サービスにも配信することができるので、工数なくインプレッションを増やすことができるのでオススメです。その数は6000サービス以上にものぼると言われており、具体的な配信面は非公表です。

LINE広告の3つのターゲティング

ターゲット・ターゲティング

LINE広告のメリットでは、ターゲティングの種類が豊富というメリットを上げていました。それと同時に他のSNS広告と比較してターゲティングの精度が低いデメリットも挙げました。LINE広告において、このターゲティングの攻略は非常に重要なポイントなので、ここは絶対押さえておきましょう。

LINE広告では、大きく分けると3つのターゲティングを行うことができます。

【1】オーディエンスセグメント配信
【2】オーディエンス配信
【3】類似配信

それぞれについて、詳しく解説して参ります。

LINE広告のターゲティング【1】 オーディエンスセグメント配信

オーディエンス配信とは、「地域・属性・興味関心・ユーザーの行動などからセグメント」して広告を配信することができる配信です。具体的に以下のような項目・絞り込みになりますので、ご参考にしてください。

セグメント詳細
年齢セグメント4歳以下、15-19歳、20-24歳、25-29歳、30-34歳、35-39歳、40-44歳、45-49歳、50-54歳、55-59歳、60-64歳、65歳以上
性別セグメント
性別セグメントすべて、男性、女性
属性セグメント配偶者、子供、携帯キャリア、推定年収、職業、誕生日
地域セグメント都道府県別、市区町村別、居住地、勤務地、現在地
興味・関心セグメントゲーム、デジタル機器・家電、スポーツ、職・ビジネス、ファッション、家・インテリア・園芸、テレビ・番組、音楽、教育・学習・資格、金融、健康、エンタメ、ショッピング、書籍・マンガ、食べ物・飲み物、美容・コスメ、旅行、自動車
行動セグメント
行動セグメントテレビ視聴頻度、キャリアの変更歴、コンバージョン、モバイル端末の変更、ネットワークの利用状況、店舗での購買経験、転居、住宅展示場を訪れた可能性が高い

LINE広告のターゲティング【2】 オーディエンス配信

オーディエンス配信とは「ユーザーが取った行動をもとにオーディエンスを作成」「広告主が保有しているデータをもとにオーディエンスを作成」して広告を配信することができる配信方法のことです。

LINE広告でデータが溜まってきた広告主や、まだLINE広告を始めていないが広告を配信するユーザーに似た情報を既に持っている広告主に非常に効果的な配信方法です。LINE広告を攻略するためにはこのオーディエンス配信はマスターして使えるものは絶対使ってください。

オーディエンスの種類詳細
ウェブトラフィックオーディエンスLINE TagというLINE広告独自のタグをもとにウェブサイトの訪問ユーザーに関するオーディエンスが作成可能。サンクスページなどの特定ページへの到達ユーザーなどの絞り込みも可能
モバイルアプリオーディエンスアプリを開く・アプリを購入などアプリで何らかの行動をしたユーザーに対してのオーディエンスを作成することが可能
IDFA/AAIDアップロードIDFAやAAID(スマートフォンやタブレット端末のアプリで利用される広告用の端末識別ID)をもとにオーディエンスを作成することが可能
電話番号アップロード広告主が保有している電話番号からオーディエンスを作成することが可能
メールアドレスアップロード広告主が保有しているメールアドレスからオーディエンスを作成することが可能
LINE公式アカウントの友だちオーディエンス広告主が運営しているLINE公式アカウントからオーディエンスを作成することが可能
類似オーディエンスこの表にあるオーディエンスに対してオーディエンスサイズを拡張して類似配信が可能。オーディエンスサイズは1~15%もしくは自動から選択してオーディエンスを作成することが可能
動画視聴オーディエンス特定の動画素材の視聴ユーザーに対するオーディエンスを作成することが可能
画像クリックオーディエンス指定したキャンペーンIDの画像をクリックした人のオーディエンスを作成することが可能

LINE広告のターゲティング【3】 類似配信


最後に類似配信についてです。類似配信とは上記の表でも述べているように「事前に作成したオーディエンスに対してLINE内で似ているユーザーを新たに探してオーディエンスを作成」することによって広告を配信することができるものです。

LINEのターゲティングでは、【2】のオーディエンス配信と【3】の類似配信をうまく活用しましょう。LINE広告のデメリットであるターゲティング制度の低さを解消することができます。

類似配信では特に、ウェブサイトでコンバージョンしたユーザー、LINE広告経由からコンバージョンしたユーザーに対する広告を配信することがオススメです。申し込みをしたユーザーに似ているユーザー(興味関心などが似ているとLINE内で判断)=申し込みをする確率の高いユーザーに広告を配信することが可能です。

類似配信のオーディエンスサイズは、「1~15%」「自動」がございます。正直、これは経験上ABテストをして試してみないと正解がわかりません。筆者のオススメは「1%」「自動」の2つを作って効果検証をしてみてください。もし、1%の効果が良ければ自動を停止にして、2%3%と徐々にオーディエンスサイズを上げていくことをオススメいたします。

このようにLINE広告では、オーディエンス配信・類似配信を最大限活用していくことをオススメいたします。

LINE広告のクリエイティブの種類とサイズ

サイズ・大きさ

LINE広告のクリエイティブ種類① 静止画バナーサイズ

静止画バナーでは、3つの画像サイズを用意していただければ網羅することができますその3つとは、「1,200×628px」「1,080×1,080px」「600×400px」です。見やすいように表にまとめましたので、以下をご確認ください。

静止画Card
(1,200×628px)
Square
(1,080×1,080px)
Small Image
(600×400px)
カルーセル
(1,080×1,080px)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

LINE広告のクリエイティブ種類② 動画バナーサイズ

動画動画バナーでは、3つの動画サイズを用意していただければ網羅することができます。その3つとは、「16:9」「1:1」「9:16」です。こちらも見やすいように表にまとめましたので、以下をご確認ください。

次にそれぞれのフォーマットと配信先に関するサイズについて、解説いたします。こちらも表にしましたので、それぞれご確認ください。

動画Card
(16:9)
Square
(1:1)
Vertical
(9:16)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

LINE広告のクリエイティブ種類③ Card(カード)

まず初めに、Card(カード)についてです。Cardは、静止画バナー・動画バナーともに対応しており、squareと同様に最も多くの配信面に対応しております。まず優先的に制作すべきクリエイティブとなっております。配信先を以下の表にまとめましたので、ご確認ください。

フォーマットCard(静止画)
(1,200×628px)
Card(動画)
(16:9)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

LINE広告のクリエイティブ種類④ Square(スクエア)

次に、Square(スクエア)について解説いたします。基本的な配信先などはすべてCardと同じです。クリエイティブの大きさだけが異なると認識してください。しかしながら、Cardと比較すると大きな違い・特徴がございます。それは「Cardよりも画面に対する専有面積が大きく、ユーザー目線でより多くの情報を提供できるのでCTRが上がりやすい傾向」がございます。Square(スクエア)は特にオススメなので、ぜひご活用ください。

フォーマットSquare(静止画)
(1,080×1,080px)
Card(動画)
(16:9)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

LINE広告のクリエイティブ種類⑤ カルーセル

カルーセルとは「画像を複数枚設定することで1枚のバナーと比較するとより多くの情報をユーザーに与えること」ができます。スライド形式になっており、画像だけでストーリー性を作ったり、画像バナー1枚より購買意欲を高めることかもございます。

しかしながら、画像バナーと比較して配信することができない配信面も多数ございますので、画像バナーと併用していただくことをオススメします。配信面については以下をご確認ください。

フォーマットカルーセル
(1,080×1,080px)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

LINE広告のクリエイティブ種類⑥ Vertical(バーティカル)

Vertical(バーティカル)とは「動画専用のフォーマット」です。タイムラインにしか配信することができないという点を予めご了承ください。

運用上に1点注意点がございます。タイムライン上で表示されているときは2:3の比率で表示されていますが、ユーザーが実際にタップをして拡大されると9:16の比率になります。したがって、動画の上下にテキストを入れずにクリエイティブの制作をしてください。もし、テキストを入れたい場合は動画の中央に寄せるように行ってください。制作後に気付くとやり直しとなってしまうので、制作前に必ずご確認ください。

フォーマットVertical(動画)
(9:16)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

LINE広告のクリエイティブ種類⑦ Small Image(スモールイメージ)

最後に、Small Image(スモールイメージ)について解説いたします。このSmall Image(スモールイメージ)ですが、クリエイティブのサイズが「600×400px」と他の広告とフォーマットが違うので、注意が必要です。

フォーマットSmall Image
(600×400px)
トークリスト
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
ウォレット
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

実はこのSmall Image(スモールイメージ)は「LINE広告の中で最も表示回数が多いフォーマット」です。なぜなら、ユーザーがLINEで一番利用しているLINEのトークリストに配信されるからです。しかしながら、筆者の経験上、このSmall Image(スモールイメージ)のフォーマットでクリエイティブが登録されていないことが多々あります。設定はマストなので、見直し&登録忘れに気を付けてください。

クリエイティブサイズも小さく、LINEのトークリストの上部に表示されるので、クリエイティブの工夫が必要です。原色やGIFを活用した目立つデザインを活用することを強くおすすめいたします。

LINE広告の料金(費用)システムの仕組み

コスト・費用

LINE広告の料金システム、その課金方法の仕組みについて解説して参ります。LINE広告の課金方法は大きく分けると3つの方法がございます。

(LINE広告の料金の仕組み)
①インプレッション課金(CPM=Cost Per Mile)
②クリック課金(CPC=Cost Per Click)
③友だち追加課金(CPF=Cosy Per Fun)

特に①のインプレッション課金と③の友だち追加課金がよく利用されます。

LINE広告の料金の仕組み① インプレッション課金

ユーザーに広告が1000回表示されるときの費用を「CPM」と言います。広告の目的が多くのユーザーに認知させたい場合に向いている広告ですので、認知など潜在層へのアプローチをしたい方にオススメの配信方法です。

LINE広告の料金の仕組み② クリック課金

1回クリックするたびに発生する費用を「CPC」と言います。広告の目的が、自社の商品やサービスに関心のあるユーザーに配信する場合、オススメの配信方法です。

LINE広告の料金の仕組み③ 友だち追加課金

1名の友達が自社(自分)で保有している公式LINEに追加されるたびにかかる費用を「CPF(友だち追加課金)」と言います。公式LINEに友だち追加を行いたい場合に有効な配信方法です。

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LINE広告で成果を出す3つのポイント

コツ・ポイント

ここまでLINE広告についてさまざま解説をして参りました。概要はわかったけど、LINE広告で成果を出すためにはどうしたらいいの?と感じたのではないでしょうか。そんな方に向けて、有料級のノウハウを特別に開示いたしますので、ぜひご参考にしてください。

LINE広告で成果を出すポイント【1】 すべての配信面を網羅するフォーマットを設定する

LINE広告にはさまざまな配信面があり、また静止画・動画を含めるとさまざまなクリエイティブが必要になります。LINE動画広告に対応するフォーマットも含めて、それぞれ優先度順に記載しましたのでご確認ください。

■静止画
①1:1の正方形(1,080×1,080px)
②画像小(600×400px)
③カルーセル(複数枚の画像)

■動画
①1:1の正方形
②16:9の横型
③9:16の縦型

リソースに余力がない方、途中でクリエイティブの変更を加えながらPDCAを回すことを想定すると運用が厳しそうな方は「静止画の1:1」「静止画の画像小」「動画の1:1」だけでも十分ですので、そこからスタートするようにしてください。

LINE広告で成果を出すポイント【2】 クリエイティブのABテストを実施する

LINE広告において、クリエイティブは成果において最重要要素です。ABテストを繰り返して、LINE広告で当たりクリエイティブを見つけ出してください。では、実際にLINE広告で当たりのクリエイティブを見つける方法について解説いたします。

当たりクリエイティブを見つける手順
①広告セットに3~6クリエイティブをセット(同一デザイン・訴求点変更)
②勝利した1つのクリエイティブに対してデザインを3~6に分けてABテスト
③ABテストについては、1~2週間でPDCAを実施
④広告セットあたり40CVを獲得したら学習が安定する

このような方法でクリエイティブのあたりを導き出してください。クリエイティブを制する者はLINE広告を制することができる、です。念頭に置いておいてください。

LINE広告で成果を出すポイント【3】 ターゲティングを最適化させる

LINE広告で成果を上げるためのターゲティングでオススメな「類似配信」について解説いたします。特に、筆者がオススメするターゲティングについてまとめましたので、広告グループ単位に分けてさまざま試してみてください。

オススメなターゲティング
・ブロード配信(年齢・性別・エリアのみ絞り込み)
・公式LINEアカウントの類似配信1%
・サンクスページ到達ユーザーの類似配信1%
・電話番号アップロードの類似配信1%

類似配信については、まずは1%から始めることをオススメします。なぜなら、まだまだLINE広告のターゲティングの精度が高くなく、ミニマムから初めてインプレッションが伸び悩むなどの事象が発生したら徐々に2%3%と上げていくことをオススメします。このようにオーディエンス配信・類似配信などを上手く活用して最適なターゲティングを見つけ出しましょう。

LINE広告を代理店に依頼することもオススメ

ポイント・メリット

LINE広告は、さまざま配信面・さまざまなターゲティングが存在しており、自社でインハウス化することもオススメですが、広告代理店に任せることもオススメです。そこで実際にLINE広告の代理店を見つける場合の方法について、ポイントをまとめました。

LINE広告の代理店く選ぶ際の3つのポイント
①自社商材の業界での運用経験があるかどうか
②営業担当者、運用担当者のレベルが高いか
③運用代行費用が適切か(安すぎてもダメ)

LINE広告のデメリットとして挙げたように、さまざまな配信フォーマットがあったり、入稿規定が複雑だったりと、運用工数がかかったり、リソースに余力がなかったり、ノウハウがなかったりする場合は代理店を検討することも1つでしょう。同時に、どうしても内製化したい場合はインハウス化支援を検討することも1つの方法でしょう。

上記のポイントをもとに、LINE広告を代理店に任せる場合はぜひ参考にしてください。

まとめ

まとめ・結論

LINE広告について、徹底解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。基本的なことから応用まで赤裸々に解説いたしました。特にLINE広告の運用のコツ・成果を出すためのコツについては、広告代理店に怒られるくらいの内容を出しておりますので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告やその他のSNS広告を利用している広告主の方は、LINE広告を絶対使うべきです。費用対効果がいいとのことで、利用企業が増えていることも特徴です。

しかしながら、運用方法にはノウハウが必要です。インハウス化を目指せる企業は目指していただき、リソースやノウハウがない企業は広告代理店に任せる・インハウス化支援に任せるなども有効です。本記事を執筆しているマイチームスでは、運用代行・インハウス化支援ともに行っております。少しでも気になった方はお気軽にお問い合わせください。

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